大成不動産
2018年10月28日
ブログ
住宅セーフティネット制度
時代は超少子化、超高齢化社会ですので不動産業界でも様々な問題が起きています。
単身高齢者が賃貸を借りる場合、保証人の問題や孤独死のリスクがある為に、
入居を断られるのを防ぐ為に物件を登録化して高齢単身者OKの物件を作ろうと
住宅セーフティネット制度は昨年10月に改正された住宅セーフティネット法
に基づく仕組みです。家主さんが、高齢者らの受け入れを拒まない賃貸住宅として
都道府県などに申請し耐震性や部屋の広さなどの基準を満たせば物件が登録される
のですが、目標は2020年までに17万5000戸に対し、現在は約3800戸の2%どまり
だそうです。まだまだ、認知度の低い制度とオーナー側はリスクしかない、
のが悲しいですが今の現状でしょうか?
孤独死、家賃滞納これ以外にも根は深い借りれない理由もあります。
しかし、実際はそうでもないのが現場レベルですかね。
孤独死に関しては高齢者の方が自分で病院にすぐ行きますし。
行政等の指導や確認等はありますし、実際は働き盛りの40代~60代くらい
でしょう。孤独死の可能性は。滞納だってお金を管理する方がいらっしゃる
場合が多いですから高齢者だから滞納ってのも実は逆の場合が多いですね。
勿論。人間関係がもっと薄い都会部では大問題だからこうなってる訳でしょうから。
今現在の日向市では家主さんも高齢ですが理解を深めてくれてますので、
拒否をする事はあまり無いですかね。いずれにせよ。
空室は増え続けるのに高齢者の方が住めないとは本末転倒。
国交省の制度で自治体が動いてる訳ですが・・。
まず。不動産屋がいろんな工夫をしていかなければいけないのではないか?
と思う今朝の新聞記事でした。
この記事を書いた人
松浦 貴徳
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