大成不動産
2017年05月07日
ブログ
職人の魂
弊社が取引をさせて頂いております。
畳店のご主人が亡くなりました。謹んでご冥福をお祈り致します。
笑顔が柔和でとても優しく話してくれる方でした。
仕事も、こちらが本当に無理を言ってばかりで急いで納入して下さったり。
本当に手際の良い、正確な仕事をして頂きました。
僕が仕事を始めた頃。
「昔は家を新築して座に呼ばれれば、上座は大工。そしてその次は畳屋だったんだ。
いくら図面通りに和室を作っても絶対、誤差が生まれる。それをぴしゃりと調整できるのが。
畳屋の仕事だから大工の次に偉かったのよ」
と優しい声で教えてくれました。
現代の建築では畳をあまり使いません。アパートは特に和室は減少しています。
しかし。誇り高き職人の魂はきっと生き続ける事でしょう。
息子さんがしっかり先代の魂・技術を引き継いでいらっしゃいますので。
途切れる事無く次の世代へ技術や畳の良さを伝えて行って欲しいと思います。
この記事を書いた人
松浦 貴徳
賃貸・売買などこの街の不動産に関する全ての事のご相談に真摯にご対応させて頂きます!