手渡しの意味。
好きな番組にNHKの「ドキュメント72時間」という番組があります。
金曜の夜の10時50分からです。
1つの場所にスポットをあて。なぜ。そこに来たのか?なんの意味があるのか?
72時間をドキュメンタリーで放送する番組。
山口出張の移動疲れでポッキリ心が折れて帰ってきて。
命の水(へべす割り)で回復をしていたときに見ました。
これまた。今回の放送はさっきまでいた山口県の山の中にある。
不夜城と呼ばれる眠らない古民家風の居酒屋。
そこにはいろんな人間模様がある訳です。
病気が治ったから。家族で旅行に来たというインタビューもありました。
働き手さんにもクローズアップして。
従業員のおばちゃんにインタビュー。
「夜、遅くまで仕事ですけどきつくないですか??」と質問。
帰って来た言葉は。
「きついけど月に1回だけ楽しく仕事ができるよ」
「給料日(笑)」
「孫に小遣いやらないとね」とも言っていました。
勿論。労働の対価と考えれば貰えて当然のものです。
しかし少しはっとなります。
これは、賛否両論ある事かも知れませんが。
社長の方針で当社の給料は給料袋に入れて手渡し支給です。
経理の手間は増えるし、貰った側は銀行に振り分けに行かなくては行けない。
うっかり紛失のリスクも勿論ある訳で・・・。
しかし。
このスタイルを35年。一向に変えませんし。これからも変わらないでしょう。
それは経営者側から働いて貰っている人に対しての感謝の念と僕は思う訳です。
お金の価値観もそれぞれあると思います。
事務的に振り込まれているのと。
「1ヶ月おつかれさん!」と渡されるのでは価値が変わるのではないかと・・。
当り前が当り前にならないようにしてくれているのではないかと思います。
勿論。
社員さんを大事にされていて会社の規模問わず、振込みの会社も勿論あります。
大多数だと思います。
給与振込みのシステム上。
日を跨いだ瞬間の夜中の12時には口座に振込みで給料くれていた会社もあります。
あれは助かった・・・。ほんとに助かった。
その当時は、給与振込み最高!!と思っていました。
話を戻すと。
良い面は、さらにその給料袋を家庭に持ち帰ります。
「1ヶ月。お疲れ様」嫁さんと子供達から言われる訳です。
考えたら。そのおばさんと僕も一緒ですね。
月一回。楽しみが貰えます。
25日は給料日でしたが、出張でしたので翌日の26日に頂きました。
給料の価値観は様々ですが。一番の根っこは。また1ヶ月。頑張ろうと思う事。
もしくは1ヶ月、よく頑張った!と思える事なんだろうと思います。
また1ヶ月。楽しみに向かって頑張りたいと思います。
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