大成不動産
2017年12月11日
ブログ
目線
先週、ご来店いただいたお客様で先日も再来店して頂き物件をご案内させて
貰いました。
ご事情があって車椅子生活の方とその方の付き添いで一緒に生活をされるとの事。
トイレの手すりや玄関までのアプローチ等、大家さんの許可を頂けなければ
ならない事は私に任せて頂ければどんな物件でも交渉出来ますが・・・。
やはり・・。物件も築年数が経っていたり、利便性や間取り優先で。
生活導線が非常に狭く車椅子での行き来はなかなか難しいですね。
一番はトイレ。間口も狭く勿論、車椅子が全部入るスペースは有りません。
日常生活で玄関からの車椅子での出入りは困難なため。
駐車場が南側、各部屋の開口部から入室できるように
かつ駐車場から段差ができるだけ低い物件をご提案させて頂きました。
私自身もなかなかお客様の生活をイメージする事が難しく。
出来る限りご要望に沿う形でのご案内でしたが。
これが現状でご提案できる空室物件の限界でした・・。
目線を変えるとなかなか限られてくる物件・・・。
これから、超少子高齢化が日向でも進みます。今から物件を増やす事は、
なかなか困難ですが・・。事前に大家さんと相談して入居後できる限り。
少しでも使い勝手のよい物件になるように工夫するご提案をしていかなければ
と思いました。これもまた業者としての使命ですね。
そのお客様のお部屋探しですが。
ご提案させて頂いた物件で介護関係の打ち合わせや本人様との刷り合わせの後。
お部屋をお申し込みをして進めて参ります。
経験と知識で頭をフル回転させて頂いた案件で御座いましたが、
なんとかご希望に近い形の物件が見つかりホット致しました・・・。
この記事を書いた人
松浦 貴徳
賃貸・売買などこの街の不動産に関する全ての事のご相談に真摯にご対応させて頂きます!