勘の悪いズルい大人

子供のフットサルの指導をしています。

日本サッカー協会のライセンスも取得しております。

もちろん技術的なことや戦術的な事を高めていけばもっと高いライセンスも必要かと

思います。ただやはり教える側も人間なので人格は問われますし。

何より子供がサッカー辞めたい指導はライセンス以前の問題かと思います。

高ライセンス＝良い指導者とは私は全く思っていません。現実にそうですから。

コーチの色もあると思います。だから結局、良い指導者なんていないんですよ。

ただ戦績や肩書きで親が崇めるだけ。なんとも無意味。

おっと話がずれましたね。

今日は勘の悪いズルい大人のコーチの話でした。

私は特にキッズ年代の（３年以下）の担当なので何かと気を引いて練習をしております。

飽きはないか？マンネリ化はないか？何より夢中になってるか？

そこで「勘の悪いズルい大人」を演じます。

「暑いし辞めようか？」「今日はこのくらいでいいんじゃない？？」「もう十分だろ？」

そうすると自然と「いや！頑張ります！！」と言って取り組み出します。

ゲームをやってて「コーチ！今、どっちが勝ってますか？ 何対何ですか？」

「どっちのボールですか？？」など？？？が沢山（笑）

もちろん、全て把握してますが・・。

「うーん？？どっちだっけ？？」とか「あーうっかり見てなかった！！」

と演じます。すると。「コイツに聞いてもアカン」と思うんでしょうね（笑）

自分達で仲間に教えあったり、協議してゲームをしています。

すぐ答えを出さない。非常にまどろっこしいですけど。

考えて楽しんでまた今度！遊ぶ事が出来た方がいいと私は思いますからね。

これ、家庭でも結構、使えますね。

「宿題やったか？」より「勉強しなくていいんじゃない？

「練習しろ！！」より「今日は休もうや？？」

「目が悪くなる！！」より「YouTubeめっちゃおもろいよね！！」

使い過ぎると本当にダメな大人になると思いますが・・・。

うまーくそのバランスと保ちつつ演じるのがコツです（笑）

やって欲しいことの逆を言う！そしてフォロー！！まだまだ勉強させて頂きます！！